2017年8月02日(水) ◆神よ、われに痛みを与えたまへ

こんにちは、北浜にある猫のひたいのような画廊喫茶フレイムハウスの阿守です。


一昨日は、宗教画のモデルの女の紹介でハイタッチ男がお店に迷い込んできました。フレイムハウスのお客さまの名称に敬称をつけないのは、そのほうが文章としてまとまるからであるので、なにとぞお許し願います。ブログをただの日記にするつもりはなく、僕としてはこれを作品として考えているのです。


そう一昨日は、ハイタッチ男がお店に来られました。店にいたのは常連の不思議な女、ガルパンの男、そして僕と版画家の柿坂万作さん。


ハイタッチ男はどこかしらの会社経営者。何かあるたびに、大笑いしながらその鍛え上げた肉体で僕にハイタッチを求めてきますが、彼がもしもシラフでもこの調子であるのなら、会議などで僕が同席したときにはハイタッチの応酬で肩が脱臼してしまうことでしょう。


実際、ハイタッチで肩が脱臼することはあるのです。


当時、オリックスに所属していた門田博光がレフトスタンドにホームランを打ち、グランドを一周して同チームのブーマーとハイタッチしたときに肩を脱臼したという故事もあります。


宗教画のモデルの女も素晴らしい逸材を紹介してくれたもので、ありがたい限りです。


少しすると、僕と同郷であるという、疑問を抱く女がやってきました。常に自分の周りに疑問ばかりがあり、人に何かを説明するときも言葉ではなくて擬音語とかオノマトペでしか説明することができないのだそうです。その感覚、とてもよくわかります。


ミスターこと長嶋茂雄も、誰かに「カーブの打ち方を教えてくれ」と訊かれたとき、「ストレートはパシンと打って、カーブは、カーブだよっ!と打つんだ」と答えたそうです。その感覚、とてもよくわかります。


フレイムハウスのなかで仕事の話しや哲学の話しや、なんら取り留めのない話しをしているとき、唐突にハイタッチ男が、自分の腹を殴ってくれといいだします。「痛みを知ることで自分が生きていることを確認するのだ」と。


よっしゃ、ワシが殴ります。


そういったのは版画家の万作さん。彼のずんぐりむっくりの体型からは強烈なパンチが繰り出されそうだということは、誰の目からみても明らかです。


内角より、えぐり込むように打つべし。内角より、えぐり込むように打つべし。


バシッ、バシッ。版画家とハイタッチ男はお互いの腹を殴り合い、笑いあいながら、最後には腕相撲で天下分け目の大戦をすることで盛り上がっていました。天空の城のラピュタでこういうシーンがありましたね、パズーとシータを追ってくる空賊と炭鉱の親方が殴り合いをするところです。


僕はその光景を横目に、天空の城の場所を示す飛行石が、もしかしたら奈良の天川村と大台ケ原を結ぶ辺りにあるんじゃないかという、自身が以前に考えていた持論について思いを馳せていました。


夏休みが取れるかな。


なんか、書いてる内容がフックアップ・レコードの吉見さんみたいになってきた。お世話になった大先輩です。

http://www.hookuprecords.com/#blog


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by amori-siberiana | 2017-08-02 11:20 | 雑記 | Comments(0)


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