こんばんは、北浜にある画廊喫茶フレイムハウスにて捕われの身となっている阿守です。

今日の北浜はご存知のようにゴーストタウン、曇天模様の下、どこもかしこも店は閉まっており、たまに開いているカフェなどには観光客や地元の人などが押し寄せている状態です。需要過多のこのチャンス、この好機を逃すなということですが、フレイムハウスは絶賛ランチをお休み中でした。いつもこんな感じなのです。


ところが何を思ったか、これからは日曜のランチも営業することにしました。そう、狙いはフレイムハウスより歩いて7秒のマイステイズホテル堺筋本町店に宿泊している、北浜で幽閉されて行き場のない観光客です。


商魂たくましくやっていかないと生き残れないのが北浜。ランチも美味しいところは幾らでもあり、ディナーも美味しいところは幾らでもあります。カフェやバーだって充実しています。ですが、画廊喫茶フレイムハウスは一軒しかありません。そして、隠れ家である雰囲気も失いたくはありません。


なので、日曜の昼を狙うことにしました。


日曜の昼、僕たちは画廊ならぬ、飢狼喫茶フレイムハウスとして観光客からJPY(日本円)を吸い上げて、心地よいトラベルに一役かいたいと考えています。


なんてったって僕らの英語力スキルも大したものなのです。


【英語レベル】


◆版画家(炎の料理人):柿坂万作 ☆★★★★


◆総帥(総帥):阿守孝夫 ☆☆★★★


これだけあれば大体、なんとでもなります。なんともならない場合は、頭をかいてごまかせばいいでしょう。


今日はお昼の休みを利用して、久しぶりに髪を切りに行きました。いつもお世話になっている整体の店がチェーン店として美容室を沢山抱えており、整体を利用した人には美容室の初回料金が半額になるという特典があるのです。


なので、常にカットの料金が初回料金になるようにと、系列店を徐々に回っていっているのです。ひとつに定めてしまうと、次からは正規料金となりますから。やってることは四国八十八か所みたいなもので、将来的にもう行くところがなくなり、ここが最後のお店になったときには「結願」として何らかの印証をいただけるかも知れません。


夜は酒類の業者さんがプライベートで飲みに来てくださいました。いつまでも営業職なんてやってられるか、バカ野郎!と、愚痴っぽくなるのは仕方のない話しです。誰しも同じような悩みを持っているものです。


僕も会社というのに属していました。会社には会社のなかでしか通用しない偽りの人間関係があります、役職や階級によって言葉遣いや態度が違うとかです。別に社長や部長っていうのは、そう生まれるべくして生まれたのではなく、周囲からの理解があり、なるようにしてそうなったのですから、偉そうに言えるのも下の人間がいてこそです。


日本のほとんどの会社というのは上下関係がなくては成立しないシステムになっています。それによって穏便にことが運ぶようになっているからです。


でも、そんなもんは宇宙の真理でもなけりゃなんでもなくて、自分が生きていくために、法人が存続していくために必要な劇なのです。それが喜劇なのか悲劇なのかは当人の受け取り方ひとつです。


その劇を長いあいだ演じていると、その人自体がそういう人格になってしまうことが多々あります。人は役職によって物事を考えたり、感じたりするプロセスが変わってくるものです。だからこそ、会社での繋がりなどはとてもデリケートに扱わなくてはいけません。

僕自身も会社にいるときは、そこに一番気を使っていました。


どんなお酒よりも麻薬よりも、人を甘美な罠へ誘うのは「役職」という自尊心をくすぐる、けったいな作り事です。


それを深酔いしすぎてデリカシーを欠いた人たちは、いつでもギロチンにかけられるという結末を迎えることになったのは、歴史を学べばわかることです。


愚痴が終わったあと、業者さんが言ってくれました。


「ここにずっといたい!また明日が来る」と。


そしてこうも言ってくれました。


「僕は阿守さんのバンドが作った、象印のCMの曲が大好きなんです!今日なんて二回も聴きました!」と。


ありがとうございます。


象印ではなく、タイガーです。


どちらも牙がありますね。気高く美しいものには、牙があるものです。そしてそれは核兵器と同じで、使わないに越したことはないのです。


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by amori-siberiana | 2017-07-24 01:14 | 雑記 | Comments(0)


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