北浜にある猫のひたいのような小さなカフェ、その名も画廊喫茶フレイムハウス。


版画家の柿坂万作と、音楽家の阿守孝夫が共同で経営する、それはそれはおかしな喫茶店(?)。建築法や消防法の基準が少しでも変われば、瞬時にして消え去りそうな建物の二階に陣取って、鐘や太鼓を打ち鳴らし、ゼニはないか?捨てるゼニはないかぁ~?と二人で望遠鏡をのぞきながら北浜の道を観察中。


そんなカフェの経営者の片割れの阿守孝夫が、8月4日にいよいよ打って出る。


斥候である。そう、スパイである。


8月4日、大阪のミナミ(難波)にあるミュージック・バー「S.O.R.A」にてゲスト出演させていただくことになりました。なんでこんなことになったのかというと、それはやっぱり昨日の演奏会の評判が著しく良かったからです。


つまり、昨日のご来場者のかたの責任でもあるわけです。


演奏者が三人、日本海に向かって演奏したとしても、評判なんて飛ばないし広まらないし、波のしぶきの「ざっぱ~ん」で終わりですから。


という顛末がありまして、8月4日(金)にチェリストの斎藤さん、そして戦友でギタリストの真鍋さんのストリングス・デュオ【BLOID】の公演に1~2曲くらいゲスト参加させていただくことになりました。


ちょうど夏の課題がリトアニア舞曲だったわけで、課題提出にはちょうどよい頃合いでしょう。


フレイムハウスでは雄作さん出演の2日~3日(王子の凱旋)の千秋楽が終わった次の日ということで、僕は音楽の神アポロンと音楽を競い合って、生きたまま皮膚をはがされたマルシュアースのようになっているかも知れませんが、それならそれでいいでしょう。せっかくのお誘い、ありがたく拝命いたします。


皆さまの「S.O.R.A」へのご来店、心よりお待ちしております。


当日、画廊喫茶フレイムハウスは万作さんにすっかり任せます。二次会と反省会はフレイムハウスでするつもりじゃ!





詳細はこちら


◆http://www.joyful-noise.net/sora/index.html (バーのホームページ)

◆http://bloid.jp/ (BLOIDのホームページ)


※バーのホームページのスケジュール。

BLOIDのアーティスト写真のところ、三人目のメンバー写真があって、このユーモア満点なのが僕の写真なんかな?と思ったら、オープニング・アクトの方だったのですね。今朝のことやのに、仕事が早いなとビックリしてました。


d0372815_12453350.jpg

[PR]
by amori-siberiana | 2017-07-28 12:46 | イベント | Comments(0)

こんにちは、北浜の画廊喫茶フレイムハウスの阿守です。


昨日は沢山のお客さまに足を運んでもらえたことを感謝しています。


僕がギタリストの真鍋さんや、お客さまとお会いするのは、3年ぶりくらいなのですが一瞬にして打ち解けられるのは、かけがえのない仲間たちだからこそなのだなと嬉しく感じました。


僕自身が「夏」といわれてイメージするのは、母親の実家がある香川県と愛媛県の境にある国道沿いの港町(豊浜町)で、いとこや親戚が各地から帰省してきて、一緒に遊んだというものです。山に海に、とにかく一緒に過ごす時間が限られているものだから、懸命に遊んだ記憶があります。


自分という人間のまわりには、これだけの関係性を持った人がいて、そしてまた彼ら彼女らも自分と同じようにひとつの個性を持って生きている。そういう当たり前のことを不思議に思いながら、過ごした夏でした。


僕は長男でしたが、いとこたちは年齢が一番近くても6才ほど離れていたため、いつも末っ子のように扱われていました。僕としては、それがとても心地よかったのです。僕には妹がいましたが、彼女はさらに4才ほど下なので、末っ子の役柄に居心地の良さを感じていた僕は、自然に自分の後ばかりを追ってくる妹をうっとうしく思うように感じていました。


末っ子よりも下がいると、いとこたちの寵愛の対象がそちらに向かいそうだったから、一抹の恐怖を感じていたのでしょう。


だけれど、彼女は社交的ではなく、どちらかといえば内向的な子供だったので家族以外の人とは、あまり打ち解けられることはなく、ただただ僕の後ろをくっついて来るばかりでした。


昨日。


ミス・サイレンスという曲を演奏していると、自分の記憶の向こうにあった、夏のそういう思い出のことがよみがえってきました。溢れて、溢れて、溢れつくせぬ思い出が、狭いところへ押し込められていた記憶が、やっと新鮮な空気を吸えたよという充実感とともに、音になり、どこか知らないところへ消えていったような気がします。


多分、あのフレイムハウスというどこか懐かしい空間じゃないと引き出されなかったのではないかと、ナンセンスなことを考えてしまいます。万作さんが拾い集めてきた、店にあるガラクタたちが、僕たちの演奏を引き取ってくれたような気もします。


フレイムハウスへお越しのみなさま、ありがとうございました。


よき、夏の思い出がひとつ増えました。


真鍋さん、素晴らしい演奏をありがとう。リトアニアは夏の宿題にしておきます。


お金じゃないねえ。ほんと、生きるってことは。



フレイムハウス、本日は13Projectの中川岳さんがご来店されます。


中川さんの出資によって制作された「ASIATIC SPY」の話などを、阿守と一緒に紐解いていきます。
特別ゲストは当時のことを克明に記憶する生き証人。ご存知、山本周作さんをお迎えいたします。

[PR]
by amori-siberiana | 2017-07-28 11:40 | 雑記 | Comments(0)


北浜のビジネス街にある、昭和レトロなカフェのブログです。            大阪市中央区淡路町1丁目6の4 2階上ル