版画家でありシェフの柿坂万作氏がその類まれな創造力にて生み出した、傑作のレシピを厳選メニューとしてお客さまにお出しさせていただきます。


お店にはメニュー表のようなものはありません。これは決して怠惰だということでも、気まぐれだからということでもなく、日毎に変わる仕入れの状況によるものです。


是非、お越しの際には柿坂氏に「今日はなにがオススメですか?」とお尋ねください。


※仕入れの状況とは=結局、シェフのその日の気分です。


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【Boisson】


●Coca ----- 400円
●Ginger ale  ----- 400円
●Jus d'orange  ----- 400円
●Jus de pamplemousse  ----- 400円
●Perrier ----- 500円
●Café ----- 500円
●Café au lait ----- 500円
●Cocoa ----- 500円

●Bière ----- 500円
●Saké japonais /Shochu ----- 500円
●Vin blanc ----- 400円
●Whisky ----- 600円から


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【Carte】


●Réputation Omelet Riz ----- 600円
●Le riz au curry qui est à peine à voir ----- 700円

●Yakisoba sentimentale ----- 700円
●Yakiudon sentimentale ----- 700円
●Ethnie froide (★) ----- 700円
●Soumen à la princesse ----- 700円
●Pâtes irréel ----- 700円
●Pâtes peperoncino ----- 500円
●Pâtes napolitaine ----- 650円

●Yakimeshi jaloux ----- 600円
●Riz au poulet ----- 650円
●Cuire au thon ----- 700円
●Zarusoba fanatique (petit sushi) ----- 700円


※ランチの場合はCaféとCafé au laitは、なぜか200円引きです。
★はシェフの今シーズンの新料理です。

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◆苦手な食材がある場合はシェフか総帥にお申し付けください。
◆消費税・サービス料を含みます。
◆やる気しかありません。

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by amori-siberiana | 2017-08-22 18:51 | メニュー | Comments(0)

こんばんは、キタとミナミのあいだに位置する、本町よりもほんのちょっぴり雰囲気の違う町、北浜で猫のひたいのような店、画廊喫茶フレイムハウスを経営している阿守です。

画廊喫茶フレイムハウスはその名のとおり喫茶店です。


お昼は11:30から15:00まで営業しています、そして夜は18:00から深夜まで営業しています、お酒は頼まれれば昼間っからでも出します。


画廊だからといって以前、心斎橋であったような、童貞くさい大学生や理想が高いだけのフリーター相手に美人のお姉さんが出てきて絵画の押し売りをするようなことはしません。一般のお客さまを唐突に殴り合いへ参加させたりはしません。版画家の柿坂万作さんが彫刻刀でお客さまの命を削るようなこともしません。


お客さま、安心してお越しください。


アフリカのサファリツアーや知床よりは危険が少ない場所です。


南堀江ネイブの女から「阿守さんのブログ読んでたら、一体どんなとこなんかわからんから、もうちょっとわかりやすいの書いたら」と助言をいただきましたので、上記を書かせていただきました。


昨日は足を引きずりながら北浜のオフィスへ行き、野暮用を済ませてからお店へ向かいました。ランチタイムの常連さんである「めったに喋らない男」が来店しており、版画家の柿坂万作さんのヌーヴォー・キュイジーヌ(創作料理)のひとつ、「冷やしエスニック」を食べておられました。


そのあとお店に忘れ物を取りにお客さまが見えられ、お帰りを見届けてから、僕は無性にたこ焼きが食べたくなったので日本橋へ向かいました。日本橋にたこ焼きの「会津屋」さんができたおかげで、美味しんぼを読んで育った自分としてはありがたい限りです。


僕が香川県で住んでいるとき、たこ焼きというのはなんら魅力を刺激するものではありませんでした。ところが、大阪に出てきて当時の南森町にて探検がてらブラブラしていたとき、ズボンのポケットのなかの小銭で初めて大阪のたこ焼きを食べ、その違いに驚きました。


こりゃ、とんでもない美味しいものだ、こんなものが世の中にあるのかと大袈裟な表現ではなく腰が抜けそうになりました。当時の鮮烈な味の記憶は20年たった今でも保存されていて、僕はあの日からずっとたこ焼きが好きなままです。


会津屋のたこ焼きはサイズ感が見事。


遅めの昼食を終えて、お店に戻るといつもに比べて随分と早い時間にもかかわらず、ハイタッチの男がフレイムハウスでハイボールをチェイサー代わりにし、ウイスキーをストレートであおっていました。


ハイタッチの男は酔いが浅いと全然ハイタッチを求めてきません。ハイタッチの男がハイタッチを求めてこなければ、彼を誰かに紹介するとき一体何と紹介すればいいのかわからなくなります。そして彼の苗字はその風貌と違って、とてもありふれているのです。


「苗字を変えませんか?」


「ええっ!?阿守さん、ぼ、僕の苗字のことを言うてるんですか?」


「はい、もっと変わった苗字、なんというか、俗っぽい名前にしませんか。詐欺師っぽく」


「…例えば、どんなですか?」


「そうですね…、冷泉(れいぜい)さんとか」


「れいぜい…、ごめんなさい、どんな字、書くんですか」


「冷たいにイズミと書きます、ジークフリート・冷泉とか、どうですか」


「はぁ…、阿守さん、ガンダムですか」


「いえ、僕はガンダムを知りません」


掘り下げても何らの発展もしようもない会話だったので、お互いに苦笑してその場は終わり、せっかくハイタッチの男が来ているのだからと、ミスター上仲を呼ぶことにした。


ミスター上仲は起業家になるため昼夜問わずに、その仕込みに奔走する男。先日のアイリッシュのイベントの日など、お客の立場ながらお店を手伝ってくれたサーフィン好きの好青年だ。演奏中はずっと店の扉のところで立ってくれており、イングランドの近衛兵のように店を見守ってくれていた。なんとも心強かった。


ハイタッチの男はいろんな会社に出入りする「IT参謀」。決して表舞台には姿を見せぬ男であり、自分は企業の「黒子(くろこ)」であるという。彼の名刺の裏にも「黒子」と書かれていたが、僕は最初それを見たとき「ホクロ」と読んでしまった。


企業のホクロでは、まったく意味がわからない。


酸いも甘いも知り尽くし、顧客すら殴り飛ばしてきた北浜のジョゼフ・フーシェであるハイタッチの男に向けて、上仲君が考え、そしてこれから現実的なものにしていく起業のプランニングをプレゼンさせてみせたかったのだ。


結果は予想どおりでズタボロ。雑巾のようになった上仲君がハイタッチの男に向かって「今日は聞いていただき、ありがとうございました!」と謝意を述べる姿は、見ていて気持ちのいいものだった。この青年は放っておいてもどんどん成長していくだろう。


「また、殴り合いしよや!」とハイタッチの男は笑顔で言い、左足を引きずりながら店を後にする。


そういえば、ハイタッチの男も僕と同じで、先日、格闘家の男に左足を蹴られたのだった。


「本当に痛いものなんですか?格闘技の蹴りって…」と僕の素朴な疑問からスタートした、自分を被験者にしての実証実験であったが、イエス、本当に痛かった。


二度とバカな質問はしないぞと誓った僕でした。

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by amori-siberiana | 2017-08-22 17:36 | 雑記 | Comments(0)


北浜のビジネス街にある、昭和レトロなカフェのブログです。            大阪市中央区淡路町1丁目6の4 2階上ル