画廊喫茶フレイムハウスにて開催される9月19日(火)のイベントの予約定員が満了となりましたので、受付を締め切らせていただきました。


予約が取れなかった皆さまには、まことに遺憾ではありますが、どうかお許し願えますよう心よりお願い申し上げます。



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【画廊喫茶フレイムハウスの今後の予定】


◆9月15日(金) ジプシー・スウィング・ジャズ・ギター演奏会 /※予約不要


◆9月16日(土) てつやの挑戦状 アラタメ堂の主人が仕掛けるカードゲーム大会 /※予約不要


◆9月19日(火) ガエル・ガルシア・ベルナル四重奏団 /※ご予約満了


◆9月30日(土) 吟遊詩人 Alcea is Sleepyの歌声とは /※9月23日の正午より予約受付開始(先着20名~25名) ◇女将軍トリロジー 第一部


◆10月01日(日) 【〓SECRET〓】 /予告:ガハハハの女の天才を聴く ◇女将軍トリロジー 第二部

◆10月07日(土) 【〓SECRET〓】 /予告:アハハハの女の北浜サバト ◇女将軍トリロジー 第三部

◆10月08日(日) 【〓SECRET〓】 /予告:王子の帰還 我が名は、ミス・サイレンス(前編)

◆10月09日(月・祝) 【〓SECRET〓】 /予告:王子の帰還 我が名は、ミス・サイレンス(後編)

◆10月10日(火) 【〓SECRET〓】 /予告:悪魔に魂を売った小説家が、いよいよデビュー!


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by amori-siberiana | 2017-09-12 13:54 | イベント | Comments(0)

こんにちは、北浜にて猫のひたいのように小さな店。画廊喫茶フレイムハウスを切り盛りする阿守です。


今朝の北浜は朝からあいにくの雨模様。誰からともなく総帥と呼ばれているヒゲの男は、雨を満喫するためのアイテムとして、お気に入りの傘を二本ほど持っている。しかし、今日に限ってはその傘のどちらもない。


傘の骨が24本ある「mabu」というメーカーの傘は画廊喫茶フレイムハウスの傘立てに忘れてきた。傘の形状がユニークな鳥かご調の「Fulton」というメーカーの傘は、お店の常連である冷泉さんに貸しているので、二本とも手元にないのだ。ただ、傘を冷泉に貸した日、彼は朝の5時までどこかで飲んでいたらしいので、傘の行方を誰も知らないのではないだろうか。


昨日の夜のこと。


画廊喫茶フレイムハウスには足踏みオルガンがあり、そのオルガンの上にはバイオリンの弓が無造作に立てかけられてある。他にはサザエさんの漫画、寺山修司のエッセー、洒落た名前の女が置いていった本などが並べられていて、それはそれなりにうまくホコリをかぶって調和している。


ヒゲの男はおもむろにバイオリンの弓をギターの弦にあてながら、なんともいえない音を奏でる。常連の不思議な女がもう一本のギターで音をかぶせてくる。グラフィックデザイナーの男はチェロの弦をつまみながら、低音をあわせてくる。


ガルパンの男は、目をスマホに落としてゲームをしながら、片手でシェイカーを振る。奇妙なアンサンブルができあがった、版画家の柿坂万作はカウンターのなかへ入り、片肘をついてその様子を眺めている。


北浜音響派と名付けられた急造楽団の演奏は、これより1時間半ほど続くことになる。


全員が演奏に飽きた頃、不思議な女きっかけで新しい屋号の話しとなった。


万作がカウンターの中から、そのぎょろりとした目で話しだす。


「ワシが考えたんは、銀壺(ぎんつぼ)っちゅう名前なんですわ」


不思議な女がそれを受け、「画数が多いと、女子は来ないですよ」と落ち着いた声でいう。


グラフィックデザイナーの男は「それは(銀壺のこと)、ないな」と一蹴する。


その夜、皆でいろいろと屋号について意見を交換してみる。ヒゲの男も三階建ての二階(中空)であり、階段が急だということを考慮して、ギリシアの断崖絶壁の上に建つ修道院にちなみ「北濱メテオラ」という名前を提案したが、1秒もかからずにスルーされた。


「万作んとこでええん違う?」と誰かがいう。


「ワシの店のことを、みんな、そないにいうて呼んどりますから、なんら差支えはないですわな」と、万作は異存なしの模様。


「北濱アトリエ マンサクントコ」とヒゲの男はホワイトボードに書きつけて、字面を吟味してみる。


「僕は果たして、この店のことをなんと呼んでいたでしょうか?」とヒゲの男は万作に訊いてみる。


「あぁ、阿守さんは、ワシんとこいうて呼んでどりましたよ」と万作の博覧強記がここで顔をのぞかせる。


「北濱アトリエ ワシントコ」とヒゲの男はさらにホワイトボードに付け足す。


ワシントコときたら、どうにも何かを付け足さないと収まりが悪い気がする。そんなときガルパンの男とヒゲの男が目を合わせて、一斉に声を出す。


「ワシントコDC!」


店内にはケタケタした乾いた笑い声が響く、「北濱アトリエ ワシントコDC」とホワイトボードに改めて書いてみると、また面白い。


「DCには…、どないな意味があることにしたらええですやろ?」と万作は笑いながらガルパン男とヒゲ男に訊ねる。


ヒゲの男はDCと略される、事柄についてまとめてみた。


◆【ダ・カーポ】=音楽記号で最初に戻ること

◆【ダイヤモンド・クロッシング】=鉄道の分岐器

◆【防空指令所】=自衛隊の防空施設

◆【男子中学生】=読んで字のごとし

◆【デートクラブ】=恋人を紹介するという建前の風俗営業


なかなか、どれも特異な感じである。そして、そのどれもがしっくりこないので、DCの意味は特に気にしないようにすることにした。


今日は「紅茶のブルゴーニュ酒」といわれるキーマン紅茶を買って店に持っていこうと考えている。ヒゲの男は「世界三大」ということばに滅法弱いのである。

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by amori-siberiana | 2017-09-12 12:42 | 雑記 | Comments(0)


北浜のビジネス街にある、昭和レトロなカフェのブログです。            大阪市中央区淡路町1丁目6の4 2階上ル