一年365日、寝ても覚めてもカードゲームのことばかりに思いをはせては、破産するまでカードゲームを買い占めるかのごとく、夢見る21世紀中年。それがアラタメ堂。


そんなアラタメ堂のご主人が満を持して画廊喫茶フレイムハウスにて開催する、人狼ゲーム大会、それが「てつやの挑戦状」。前回は台風前日にもかかわらず、ちょっと風変わりな人たちが集まってくれましたが、今回はどんな人たちがやってきてくれるのか、今から楽しみでなりません。


人狼をすでに知っている人も、人狼を知らない人も、楽しめるよう創意工夫されたアラタメ堂のテリトリーに一度ハマれば、そこから底なし。


あの、ホリエモンも常日頃からやっているコミュニケーション戦略ゲームの傑作、「人狼ゲーム」に是非ともご参加ください。


もちろん入場は無料。


アラタメ堂が次のゲームを買えるくらいの寄付があれば十分です。なくても来てくれるだけで十分です。


ご予約は不要。10月21日の土曜日は北浜に狼の遠吠えが響くのだ。


※ゲーム産地にて、直接足を運んで、自ら品質を入念にチェックするアラタメ堂のご主人。現代のケイト・ブラックウェルからの挑戦状が、今、ここに届く。


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以下、アラタメ堂からの大胆不敵な挑戦状を全文掲載!


― 拝啓、無知蒙昧なる諸君 ―


フフフ、私の名前はアラタメ堂のTETSUYA。諸君たちが右往左往して家賃のために働いてるあいだ、私はカリブ海のビーチでエクストラ・ドライ・マティーニを飲みながら、ゲームの駒を動かす。


諸君たちが、夏に暑い暑いと汗をたらしながら金を稼ぐあいだ、私は極東ロシアのペトロパブロフスクカムチャッキー市にて、ジャムをたっぷり詰め込んだロシアンティーを飲み、ゲームの駒を動かしている。そう、ビジネスはゲームだ。


私はゲームの達人を探しているのだよ。フフフ…。


こんなイギリスのことばを知っているかね


(中略)


北浜の昭和レトロなカフェ&バーで繰り広げられるカードゲームの夕べ。


マニア向けというよりは、ビジネスマン、起業家、クリエイター、アーティストたちが、ほろ酔い気分でアナログなカードゲーム(またはボードゲーム)に興じるお気楽イベントです。前回、台風直前の悪天候の中、少人数ながらもそこそこ盛り上がりましたので、懲りずに毎月開催させていただくことにしました!


気になるゲームのラインナップはこちら!


◆少人数対戦型の「ラブレター」「犯人は踊る」「ゲットスイートラブ」


◆正体隠匿系の「人狼DX」「SECRET」


◆協力型の「新・成敗」「ハコオンナ」


◆さらに音楽フェス開催を競い合う「オーガナイザー2017」、


◆自然エネルギーの発電所をつくる「ハツデン」、


◆手軽に心理戦を楽しめる「赤ずきんは眠らない」、


◆王子にあの手この手で自分の娘を送り込む「シンデレラが多すぎる」、


◆50種の戦車でバトルを楽しむ「タンクハンターコマンダー」など
どしどし新入荷のゲームを投入!


ルールは簡単なものが多いですが、きちんとご説明します。
未経験者、初心者も安心してご参加くださいね。


前回の様子は以下にて!
http://framehouse.exblog.jp/25634472/


19時スタートですが、閉店迄なら何時からでも参加OKです!


北浜のビジネス街にある、昭和レトロなカフェ

■画廊喫茶フレイムハウス ※クント・コロマンサに店名変更予定
大阪市中央区淡路町1丁目6-4 2階上ル
(1階の同名店舗とお間違えなきよう!)
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お問い合わせは



takaoamori@yahoo.co.jp

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by amori-siberiana | 2017-10-03 18:33 | イベント | Comments(0)

こんにちは、北浜にて猫のひたいのように小さな店。画廊喫茶フレイムハウスにて誇大妄想を抱く二人のヒゲの男たちの若いほう、阿守のブログへようこそ。


いつものように北浜のオフィスで仕事をしたあと、ヒゲの男は雨のなか堺筋の大通りを西から東へ渡り、居城である画廊喫茶フレイムハウスへ行く。雨はたまに激しく、たまに細雨となり、うっとうしくないほどの中庸を保ちながら断続的に降り続ける。


ヒゲの男が冥界への入り口のような階段を15段ほど上がり、開け放たれたままになっている店に入る。常連の不思議な女と常連のガルパンの男がおり、すでにその体内にアルコールを染みこませているところであった。


版画家の柿坂万作は厨房脇のこれまた小さなカウンターにおり、ヒゲの男に向かって開口一番こういう。


「阿守さん、このイベントなんですけど、スーマーさんのイベントが書かれてないんは、なんでですのん?」


なるほど、万作の言ってることは理解できた。小さなカウンターに貼り付けられている、これまた小さな黒板にヒゲの男がチョークでイベントの日程を書きつけているのであるが、そこに版画家の万作が以前に取り決めたイベントが書かれていないということでの不満なのだ。


店の黒板には


◆10月07日(土) 北濱サバト 大山藍
◆10月8~9日(日・月) 王子と総帥
◆10月10日(火) 平尾正和の文壇デビュー
◆10月21日(土) てつやの挑戦状
◆10月28日(土) 冷泉、命を削ったちゃんこ鍋


と、ヒゲの男は書いていた。万作がいうのは10月29日の日曜日にあるイベントのことである。ヒゲの男がイベントを常に5つずつ書いているのをどうやら知らないのである。


ヒゲの男は万作に返答する。


「ただ単に書くスペースがないからですよ」


そういいながらヒゲの男はオルガン横の席に座る。万作はどうにも釈然としないという面持ちで、さらに口を開く。


「うーん、なんか、こういうんはムカっときますわ。平尾さんの次の日(29日)にイベントあるんやから、一緒に書いたらええんと違いますのん」


ヒゲの男は驚愕した。この男は一体何を言ってるのだろう。つまり、万作の考えるところは、ヒゲの男が敢えて万作のイベントは黒板に書く価値なしと判断して、書いていないのではないかということだ。


なんという近視眼。どうして、物事に対してそこまで卑屈で陰謀めいた考え方しかできないのかと、ヒゲの男は版画家の言い分に心底ガッカリするが、これは説明しておかなくてはならなので、客がいるのも構わずに説明する。


「あのですね、万作さんが考えているようなことは一切ありませんから。そもそも、黒板に書くイベントの数は僕が考えてそうしているのです。情報過多になっても仕方がありませんから。それに続きの日でも、書くスペースがないときは王子と総帥の次の日だったとしても平尾さんのイベントのことは書いてませんでした。それはまいちんさんのときもそうですよ」


「うーん、それにしても次の日を書かんのは、なんかおかしいんちゃいますの?」と、同じことを繰り返すのは万作。


「ことわっておきますけれど、この問題はイベント云々ではなく、そもそもの原因として万作さんが阿守に対して不信感があるから生じている疑念ではないですか」と、ヒゲの男は突っ込んだことを訊く。


「不信感というか、うーん…。そもそも黒板を阿守さんに任せきりにして、ワシが書かんかったことに原因があるんで…」と、問題の主旨論点がズレたことを言う。


今回のことについて、版画家の柿坂万作が「自身のイベント」を中心にした視点でしか意見を言っていないのをヒゲの男は感じた。自身のイベントについて、ヒゲの男が除け者扱いにして黒板にも書かず、宣伝もしないと考えているのであろうか。もしそうだとすれば、これはただのおっさんの世迷言である。


「29日のことに関してですけれど、僕はすでに告知の文章を作っていますし、情報も収集しています。あとはタイミングなのですが、それがわかりませんか」


タイミングとはなんであろうか…。


ヒゲの男は29日のことをインターネットでも今のところ告知をしていない。29日はスーマーというバンジョーを弾きながら歌う男がやってくるのだが、入場料として2500円を客から前払い徴収することになっている。これは万作と歌手のあいだにプロモーターらしき男が介入して取り決められたことだそうだ。


さて、ヒゲの男は自身がセッティングする画廊喫茶フレイムハウスのイベントにおいて、入場は無料にしている。


理由はひとつ。


入場料を徴収するイベントの告知をすると、JASRACが楽曲使用料を求めてくるからだ。特にここ最近のJASRACの動きは活発で、梅田から心斎橋のエリアでバーやカフェを長い期間かけて巡り、情報収集したヒゲの男が知ったことはJASRACがどんな小さな店でも調査員を派遣してくるというものであった。今、南森町がターゲットとなっており、次に北浜に来るであろうことは察知している。


さらにそれに関連して、入場料を徴収しているということになれば、税務調査員もやってくる。先刻、隣の店が入られたばかりであることを万作が知らないはずはない。行政に目をつけられた瞬間、猫のひたいのような小さな店はどうにもならなくなるリスクを背負っていることがわからないのであろうか。


歌手とプロモーターは29日を無事に集客できてイベントが成功すれば、それでいいのであろうが、店側はそうではない。一度の甘さが後の取り返しのつかない事態のキッカケとなるのだ。だから、ヒゲの男はインターネットの告知については慎重であり、タイミングを待っている。屋号が変わるタイミングを。


ヒゲの男は画廊喫茶フレイムハウスに自身が関わるときに、たったひとつだけ版画家に要求を出した。


「イベント一切のことに関しては、今後、阿守に仕切らせて欲しいのです。そうすれば必ず店の経営を回復させてみせます。脳ミソが二つあっては混乱しますから、店が軌道に乗るまでの窓口はひとつにして欲しいのです」と。


万作はそれを快諾した。


ヒゲの男はウイスキーを飲みながら、その誓いのことを考えていた。喉元過ぎればなんとかというが、このようなバカバカしいことを何度も何度も繰り返さなくてはいけないのかと気が重くなる。


万作は万作で自身が良かれと信じるままに、ヒゲの男が書いた黒板のイベント告知の字をすべて消し。律儀に黒板へ縦に6分割の線を引き、チョークで新しくイベントを書き直す。


◆10月07日(土) 北濱サバト 大山藍
◆10月8~9日(日・月) 王子と総帥
◆10月10日(火) 平尾正和の文壇デビュー
◆10月21日(土) てつやの挑戦状
◆10月28日(土) 冷泉、命を削ったちゃんこ鍋
◆10月29日(日) スーマーのうた


パセリが切れたというので、雨のなか買い出しに行っていたヒゲの男は、店に戻ってきてそれに気づき、残念な気持ちで新しく書き直された黒板を見る。


ふと、見ると、王子と総帥の「帥」の文字が「師」になっていたので、こっそりと上の線を消して、「帥」へと訂正した。


店にはガハハの女がやって来て、自身の忘れ物を取りにくる。聞くところによれば、明日から南の島へ旅立つそうである。やってくるときもガハハ、そしてやっぱり帰っていくときもガハハであった。


グラフィックデザイナーの男、そしてオーストラリアの男がやってくる。オーストラリアの男は「雨だれの音をマイクで拾ってBGMにしてみてはどうか?」と思い切ったことを提案してくる。


ヒゲの男はマイクを窓のひさしの下にセッティングし、アンプのボリュームを上げる。


「ドン、ドン、ドン、ドン、ドン」


雨がうちつけるリズムは、天衣無縫に揺れながら、しかしそれが自然のやりかたなのだと教えているようでもあった。


会計事務所のオーナーと、いちげんさんの酒豪の女もやってくる。そしてウイスキーのストレートをハイボールのチェイサーで飲むという荒行に挑みながら、コロマンサのご飯なしに箸をつけている。


ヒゲの男はギターを弾いていたかった。いつも、心に重いものがあるとき、それを救ってくれたのはギターであったのだから。


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by amori-siberiana | 2017-10-03 14:03 | 雑記 | Comments(0)


北浜のビジネス街にある、昭和レトロなカフェのブログです。            大阪市中央区淡路町1丁目6の4 2階上ル