2017年10月26日(木) ◆うつらうつら、リルラリルハ。

こんにちは、北浜にある猫のひたいのように小さな店。クントコロマンサ(旧名:画廊喫茶フレイムハウス)を版画家の柿坂万作と共同統治する、ヒゲの男こと阿守のブログです。


聡明なるヒゲの男は、またひとつの真理に辿り着くことになった。


「この子の耳は将来、大物になる耳じゃが」と、遥か昔に故郷の老人がヒゲの男に向けてよくそう言っていた。もちろん、その頃には当該する男にヒゲは生えてはなかった。その若い頃から将来を有望視されたヒゲの男、西讃の神童がいよいよ核心に近づいたのであるから、一聴の価値ありだ。


つまるところ、やる気は戻らない、身体の節々は痛む、頭皮はボロボロと落つる、季節の変わり目による鼻水とくしゃみが止まらない。そしてとにかく眠くて仕方がない。このような四面楚歌の状態においても、ヒゲの男の頭脳は死んではいなかった。とうとう気づいてしまったのだ。


「…これは単なる風邪ではなかろうか」


自身の症状をよく考えてみて、ふと、そういう明快な答えが頭をよぎった。ヒゲの男は答えを急いではならぬと、今一度、よく自分の現状を監査してみるが、なるほどこれは風邪に間違いないという回答が得られたのである。自分が風邪であることに、ここまで脳をフル回転させ遠回りしながら辿り着かなければいけないとなれば、この男も相当に面倒くさい男である。


ヒゲの男は自身が風邪と気づいたその刹那、いきなり風邪の患者になったような気がする。そして自分が疾患による被害者なのだということを知るやいなや、なるほどいろいろなことに合点がいき、えらく救われたような心持ちになる。


「そうか、自分は風邪なのか」


感冒に対しての一番の処方箋は、自分の正しい状況を知ることである。


ヒゲ、ダウン。


そういえば、昔。ヒゲの男の学友がリンドバーグを聴いているときに高熱が出た、それ以来、リンドバーグが聴けなくなったということをボヤいていた。ヒゲの男もまったく同じ理由でBON JOVIが苦手になったのである。もちろんチャンマキやジョン・ボン・ジョヴィに罪などはない、聴き手の一方通行な理由である。


なので風邪の日は何もしないのに限るのだ。副作用や後遺症によって、音楽が聴けなくなってはたまったものではないからだ。


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by amori-siberiana | 2017-10-26 15:57 | 雑記 | Comments(0)


北浜というビジネス街を独立させようと企む、ヒゲの総帥のブログです。
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