2017年11月08日(水) ◆マスター、冥途の土産に聴かせてくれよ、鋼鉄の響きを!

こんにちは、北浜にある猫のひたいのように小さな店。クントコロマンサ(旧名:画廊喫茶フレイムハウス)にて化粧もせずに、なんらかを企んでいるヒゲの男こと、阿守のブログです。


さて、昨日のこと。


ヒゲの男は北浜近くにあるゲストハウスで起きる。一泊の予定であったが、なかなか居心地がいいものだと考えたので、もう一泊することを受付の女に伝える。というよりも、キャリーバッグをヒゲの男のベッドがある四階から一階へ下ろすのが面倒なので、さらに一泊すると判断したのであろう。平日のゲストハウスは閑散としていて、外国人がまばらにそれぞれ好き勝手なことをしているという状態である。ヒゲの男の意向は、すんなりと受付にて受け入れられることとなる。


ヒゲの男は宿をでて、北浜のオフィスへ立ち寄り、そこから南船場のパン屋「き多や」へ向かう。アハハの女から連絡があり、「今夜、店に行くからオムライスとフレンチトーストを食べたい」とのことだったので、バゲットを買いに行くのだ。


そういえば…。ヒゲの男はあることに気がつく。


「き多や」は南船場に本店があるのだが、それよりも少し北側に支店(三休橋店)があることを思い出したのだ。歩いても本店と支店では5分くらいの距離なのだが、ヒゲの男の現在地からすれば支店のほうが近い。なるほど、それなら支店へ向かおうと決める。


昼が過ぎた頃であったが、運がいいことに三休橋店にはバゲットが二本あり、そのうちの一本を購入する。ヒゲの男がバゲットをトレーに置き、会計をしようとすると店員の女が、ヒゲの男にこういう。


「今日はこちらの方が都合がよかったのですか?」


ヒゲの男は自分の行動が見透かされたことにより、ドキリとする。別段、何か悪事をしているわけでも背信行為をしているわけでもないが、ドギマギしながら「はい!そうなんです」と返事する。


「阿守さん…ですよね?、いつもありがとうございます」とは、店員の女。


「どうして、僕のことをご存知なのですか?」と、ヒゲの男はキツネにつままれたような思いになる。


店員の女は軽やかに微笑みながら、「き多やでは、阿守さんを知らない人はいませんよ」と返答をしてくれる。バゲット一本でここまで重宝してくれるのであれば、ヒゲの男は店中のパンをすべて買おうかと豪気に駆られるが、過ぎたるは及ばざるが如しなので、必要なものだけ買うことにした。接客の極意をここに見たりという具合であった。


バゲットを抱えて店に行く、版画家の柿坂万作は炊き上がったご飯を相手にオムライスの下ごしらえをはじめていた。しばらくすると、大きなキャリーバッグを抱えて小説家の男が階段を登ってくる。今夜はどうやら小説家の男とヒゲの男が店でイベントをするそうだ。イベントといっても演奏がメインのものではないので、浩司ばいが用意してくれた機材に小説家の男が持参した機材を繋いで、音が出るかどうかをテストするだけでいいので、たいしてすることはない。


開店前に星師匠が手伝いにやってくる。星師匠は階段、二階、三階、買い出しにと東奔西走してくれる。クントコロマンサが開店する、客がやってくる。ヒゲの男がいうことには、今夜はヘヴィメタルを語り合う会なのだそうだ。


イベントの内容について、あれをこうしたこれをどうしたという説明は後日にすることにする。書きだすとキリがないものであり、実は一度でいいので系統だててメタルというものについて文字に起こしてみたいという思いもあるからだ。ここで時間に追われながら中途半端に書いたのでは、苦労のかいがないというものだ。イベントの概要はメタリカの「Enter Sandman」を契機として、その曲が発表される以前のメタルシーンと以降のメタルシーンの流れを追うものであった。革命的なアルバムであったのだ。


ヒゲの男はこれを「Eマイナーの挑戦状」と呼んでいる。


この日、小説家の男とヒゲの男は同じ宿に泊まることとなっており、そこの門限が23時ということなので、話したいことは沢山あったが、時間は無情にも刻一刻と迫ってきているので、逃げ出すように二人で店を出る。途中のトイレ休憩も入れずに、メタル談義にお付き合いいただいた諸氏には感謝である。


メタルにまったく興味のない版画家の万作がいうには、ヒゲの男が関わったこれまでのイベントのなかで抜群につまらないイベントだったそうであるが、来場者からの声はおおむね良好である。


今回のために機材や資料の提供をしてくれた、皆に感謝を述べる。ありがとう。


次回は、是非ともジャパメタをやってみたいものだ。


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by amori-siberiana | 2017-11-08 21:21 | 雑記 | Comments(0)


北浜というビジネス街を独立させようと企む、ヒゲの総帥のブログです。
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