2018年02月19日(月) ◆バラ色の人生など、どこにある。

こんばんは、北濱にある猫のひたいのように小さな店。クントコロマンサを経営するヒゲの総帥こと、阿守のブログです。


一週間ほどブログの更新が滞っていたのだが、これから決算期を抜けるまでは多忙を極めるわけであって、ヒゲの総帥としても文章を書く余裕がないのである。これは1のことを10に言っているわけではなく、10のことを10のままに伝えているのだ。虚栄心旺盛で詭弁家のヒゲの総帥にしては珍しいことである。


先日、ヒゲの総帥の母親からメールがあった「2月の11日以降のブログが読めないのだが、どうしたら読めるのか」と、もちろんこれはシステム的な不具合ではなく、ただ単に偉そうにヒゲを生やした息子が執筆していないからというのが原因の根本である。


さて、2月14日のバレンタインデーの話しをしようか。


世界、いや、正確にいえば日本だけが甘ったるい忖度のなかにいる日である。小説家の平尾先生が香川県から北濱へやってくるというので、ヒゲの総帥は店に向かう。店内でぽつねんと待つ平尾先生であったが、どうやらヒゲの総帥に相談ごとがあるのだという。内容はあみだくじのその後についての話しであったのだが、この件に関しては非常にデリケートなため文面では割愛させていただく。ヒゲの総帥は店でする話しでもあるまいと先生を連れて、もんじゃ焼き屋へ向かうことにした。


先生がいうには地下鉄の堺筋線が人身事故を起こしていたため、北濱が陸の孤島になっていたのだと教えてくれる。こういった場合、大体は堺筋線ではなくその先の阪急電鉄でのトラブルであることが相場なのだが、この日もそうであったであろう。深く調べたわけではないが。


店に戻ってくると裁判官の女が版画家の柿坂万作となにやら話しをしている。醤油売りの女も来たかったそうであるが、身体を病んでしまっているので今晩はごめんあそばせという伝言もいただいた。しばらくすると、山の向こうからファラオがやってくる。さらにはハイタッチ冷泉の実弟であるジローもやってきて、とどめとばかりにゲームセンス・ゼロの女ことアシムも細い階段を上ってくる。


平尾先生は自身の新しい名刺をデザインしたアシムと初対面であり、早速ながら名刺のマイナーチェンジを要望するため打ち合わせをする。その光景をぼんやりと見ていたファラオであったが、平尾先生とアシムの打ち合わせが終わるとともに自分の名刺のデザインをしてもらえないでしょうかねとアシムに問い合わせていた。


アシムとファラオの打ち合わせが終了したあと、特にすることもないのでファラオ統括のもと皆でカードゲームに興じることにした。酒場で何もすることがないからカードでもという雰囲気になるのはヒゲの総帥の憧れでもある。ヒゲの総帥の愛読書はサマセット・モームの「月と6ペンス」という本であるが、この本でもパリのカフェの光景が何度も出てきて、そのたびにゲームに興じる人たちが躍動感をもって魅力的に描かれている。ゲームというのは自分のもうひとつの人生のようでもある。


そういえばコロマンサにはフランスものの音楽CDがないので、そろそろどこかで仕入れておきたいものだ。エディット・ピアフが流れるというのはなんら目新しくもなく月並みなBGMであるのだが、初歩の初歩ならではの定番というのもたまには良いのではなかろうか。



愛が私の朝を満たすなら

私の体があなたの手の下で震えるなら

苦労なんてなんでもないの

私の愛する人よ、だってあなたが私を愛してくれるんだもの


エディット・ピアフ


d0372815_18540975.jpg

[PR]
by amori-siberiana | 2018-02-19 18:54 | 雑記 | Comments(0)


北浜というビジネス街を独立させようと企む、ヒゲの総帥のブログです。
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31