2018年11月06日(火) ◆冷泉と談合

ここ最近、北濱にあるツタの絡まる青山ビルの一角。ギャラリー遊気Qは夜間営業をしている。
夜番をしているのはもちろんのことヒゲの総帥、毎晩のように珍妙な客がやってきては、バロンダールの作品展を背景に、卵が先かニワトリが先かのような話しをしている。

先日の土曜日の話しをしよう。無法松先輩と場末のスナックに行った話しもあるのだが、それはオチだけで中身に優れた話しではないので、割愛するのが適当であろうと判断したのだ。


ヒゲの総帥は北濱にあるジンクスで黒ずくめのIT参謀こと冷泉と待ち合わせをするも、残念ながらジンクスは祝日ということで閉まっていた。そこから少し離れたところにあるヨネダ珈琲での待ち合わせに変更して二人は合流する。


このヨネダ珈琲というチェーン店は、ヒゲの総帥が名古屋へ行くたびに「こんな喫茶店が大阪にもあればいいのにな」と願っていたのを見越したように大阪へ進出してきた。やったやったと喜んでいたのも束の間、よりによってヒゲの総帥の行きつけだった本町の「パール」というパン屋(カフェ併設)の横にやってきた外来種は、一瞬のうちにパールを撃滅せしめてしまう。世の中、どうにも上手くいかないものである。


パールが撃滅したことを南船場の「き多や」の女店主に伝えたところ、ものすごく躍動感のあるガッツポーズをしたのには思わず笑ってしまった。


ヒゲの総帥と冷泉はITビジネスの話しをする。冷泉の持っている「喜楽」をベースにした新しい事業の説明を聞きながら、ヒゲの総帥はわかったようなわからないような顔をして、うんうん頷く。酔ったときの冷泉のことはことごとく知っているが、こうして顔を突き合わせて真剣に仕事の話しをしてみると、この黒ずくめの男の脳のなかにはどれほど膨大な知識があるのだろうと空恐ろしく感じる。


大体、これだけのことを覚えていると酔っぱらって殴ったり殴られたりするあいだに、ぽろぽろと頭や鼻腔から知識が抜け出ても良さそうなものだが、この男の頭脳はその体躯と比例して健全であり賢明である。


打ち合わせのあと、ヒゲの総帥は電車に揺られて山の向こうへ移動する。お目当てはファラオの住む奈良県の談合町である。これまでファラオは再三再四にわたって北濱へ顔を出してくれたが、彼の住む王都とはどんなものかと行ってみる。


談合駅に到着すると早速ファラオが出迎えにいる。駅舎から出てさらっと周囲を見渡すヒゲの総帥。暗闇に目を凝らしながら「あれは鎮守の森かい?」とファラオに聞く、「よくわかりましたね、あそこには風の神社があるんです」とファラオは答える。


ぞろぞろと二人は歩きながら、一件だけ灯りがついている居酒屋へ入る。気分的には宮沢賢治の「注文の多い料理店」のようである。


二人でハイボールを食べて、さんまなどを焼いてもらう。特に面白い会話は別段ないまま淡々とそして粛々とヒゲと王との晩餐は進んでいく。


取り立てて書く内容もない。


〓本日のコーディネイト〓



d0372815_19470422.jpg


d0372815_19471507.jpg

◆商品番号 001


【誰もが憧れる風の匂いがするコート】 ¥19,000-


◆商品番号 002


【からくりハット】 ¥要交渉



**********************************************************************************

◆ファラオの花束 013



d0372815_19534853.jpg



ファラオです


駅での思い出…電車が好きですが、駅での甘い思い出はないですね。


ちなみに近鉄が好きです。


駅は駅でも道の駅が好きです。学生の頃、北海道に住んでいた時に一年かけて北海道にある道の駅のスタンプを全部集めたことは、あります。


こんなことしてたので大学は卒業しておりません。

[PR]
by amori-siberiana | 2018-11-06 19:54 | 雑記 | Comments(0)


北浜というビジネス街を独立させようと企む、ヒゲの総帥のブログです。
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31