本日は6月24日の日曜日に行われる、「リンクス日曜、趣味のじかん」に出演される4人のソムリエに集まってもらいました。大いに簡潔にそして極端にワイン会へ向けての抱負を語ってもらえればと思います。ある意味、党首対談のようなものです。司会はもちろんこの人、アラタメ堂のご主人です。


アラタメ堂のご主人(以下:アラタメ)


ええ、ほんとに僕なんかで審査員長が務まるのかどうかわかりませんが、どうかお手柔らかにお願いしますよ。それこそワインなんて付き合いでね、出たくもない結婚式に人数合わせで行ったときに飲むくらいなんですから(苦笑)。


阿守さん(以下:総帥)


アラタメ堂のような薄情な男でも、律義に呼ばれればそういうところへ行ったりするんですね!(爆笑)。


アラタメ:


僕のことは放っておいてください、今日は皆さんのお話しを聞くためにこうして集まってもらってるんですから。皆さん、こうして一堂に介するのは初めてなんですよね、そもそもどういうキッカケでワイン会を開くことになったんですか?


総帥:


キッカケは史郎ちゃんじゃないかな?


加藤史郎(以下:シローちゃん)


いやいや、僕はあくまでワインの試飲会に誘っただけで、ここまで事が大きくなるなんて思ってもなかったです。


平拓也(以下:タッキー)


シローちゃん、この男(総帥を指さす)に捕まったら、ロクなことにならないですよ。僕もこれまで散々いろんなことに巻き込まれてきたけど、巻き込まれ過ぎて、今では何も感じなくなってるフシがありますけどね。


アラタメ:


もう、そのへんのどうでもいい話しはあの世ででもしてください。このワイン会が何であるのかを明確にするための対談なのに、何にもわかりゃしないですよ、このままじゃ。場所をリンクスにしたのはどうしてなんですか?


リンクスオーナー坂井(以下:マンホーさん)


突然、阿守さんから日曜日にリンクスを開放してワインの味比べをしないかと提案されて、ふんふんと適当にうなずいていたら、次の日には具体案を持ってこられてしまった・・・、というところですかね。そこまでしていただけると、なんというか断るにも恐縮しますし・・・


タッキー:


マンホーさん、そこは「ありがた迷惑なんだよ」と、この男にハッキリ伝えたほうがいいですよ!何されるかわかったもんじゃありませんよ。


マンホーさん:


ええっ!?そうなんですか?


総帥:


まさかまさか、タッキーは日曜日のことを土曜日といったり、1のことを2000くらいに吹聴してしまう男ですから、マンホーさんどうかご安心ください。まさにこの場にうってつけの紳士淑女の集まりとなることに疑いありません。


シローちゃん:


うちの兄ちゃん(黒ずくめの男)とか来ますけれど、大丈夫ですかね?


アラタメ:


冷泉さん来るのぉ!?


マンホーさん:


・・・本当に大丈夫なんですよね?


総帥:


大丈夫です(胸を叩く)、冷泉が暴れないために無法松先輩とチンピラの男が助っ人に来てくれます。クモン提督も呼びたかったのですが、あいにく当日は中部地方へ出張に行ってるのだそうです。


タッキー:


三人が同時に暴れた場合のリスクヘッジとか、アモさん考えてますか?


総帥:


モルヒネかなんかケツの穴から打ち込んでやればいいんじゃないか。


一同:


あかん、あかん、笑われへん。





『これ以上求めるものはない、一流たちが集結する奇跡』Brillia Tower神戸元町




アラタメ:


ちなみになんですけれど、皆さん、ワインはお好きなんですか?好きか嫌いかでいえば、もちろん好きなんでしょうけれど、程度がそれぞれあるでしょう。


マンホー:


嫌いでは・・・ないですね。そんなに詳しいとまでいきませんが、詳しい友人がいるんでそこを頼ろうかとも考えてます(照笑)。


タッキー:


あっ、マンホーさん、ズルい。


シローちゃん:


でも、タッキーさんも世界ナンバーワンのソムリエとお付き合いするようになってから、なんか、ワインに関しての造詣が深くなったんですよね?


総帥:


シローちゃん、造詣なんて意気なもんじゃないよ。この男(タッキー)のはね。造詣じゃなく増長だよ、身も心もね。脂ぎったワインに脂ぎった生ハムとかつまんで、苦しゅうないとヘラヘラ笑ってるのさ。


タッキー:


アンタに言われたくありませんよ。シローちゃん、この男(総帥)なんて知ってる?ちょっと前までは・・・


アラタメ:


いや、もういいです。阿守さんとタッキーさんは黙っててください、前に進まないんですよ。さらにいうと横にも広がらないんです、ここは僕が司会として仕切りますから、二人は10を3で延々と割ることでもしててください。


総帥とタッキー:


(心の中で声に出さず) 3.33333・・・


マンホーさん:


みなさん、仲が良いんですね。そうだ、ルールに関してですけれど、ワインにも赤・白・ロゼ・スパークリングとありますが、どれを選んでもいいのかな?シローさん、その辺のことは聞いてますか。


シロー:


うーん、どうなんでしょ。一応、阿守さんからはなんでもいいと言われてるんですけど、皆で揃って「赤」とかじゃ飽きるかなとは考えてるので、少しズラしたものも用意しようかとは思ってます。


アラタメ:


ええっ?ワインってそんなにあるんですか?僕がいつも注文するハイボールなんて二種類しかないですよ。普通のハイボールと冷泉さんたちが飲むようなハイボールの二種類ですよ。ワインはそこから産地とかにもこだわるんでしょ?そんなの幾らでも選択肢があるじゃないですか。


総帥とタッキー:


(心の中で声に出さず) 3.33333・・・


シロー:


そうそう、ワインは割り切れないですよね(笑)。


マンホーさん:


(感心したように)ウマいなぁ!


アラタメ:


ウマくともなんともありませんよ!!そういうのいらないですから、全然、ワイン会の概要とか趣旨についてわからないじゃないですか!!



『帰るたびに 誇り、歓び、感動をかき立てるエントランス』ローレルスクエア八尾ミッド


アラタメ:さっきからタワーマンションのキャッチコピーみたいなのは何なんですか?イライラするなあ。


つづく・・・。


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by amori-siberiana | 2018-06-04 23:54 | イベント | Comments(0)

「阿守さんに会わせたい人がいるのです」


そう言ったのは無法松先輩であったか、それともチンピラの男であったか、はたまたその両者であったのかはハッキリと覚えてはいないが、とにかくこの二人と同席しているときにそういう話しがヒゲの総帥へ持ちかけられた。彼の名前はタヌキ君という。


これこれこの日にタヌキ先生を北濱にある猫のひたいのように小さな店、コロマンサへ連れてくるので、ヒゲの総帥にも同席して欲しいとのことである。二人に訊くところによると、とにかくこのタヌキ君は随分と凄いのだそうだ。何が凄いのかについての核心を二人はいつまで経っても話してくれず、ニタニタするばかりなのでヒゲの総帥はタヌキ君についての想像がかきたてられる。


それからしばらくして、その日がやってきた。


ヒゲの総帥がアラタメ堂と星師匠と合流してコロマンサへ行くと、すでに無法松先輩とチンピラの男とガルパンの男。さらに奥の席には冷泉と見るからに優秀そうな男たちが酒を飲んでいる。はたして、このなかのどれがタヌキ君なのかとヒゲの総帥は地獄耳で、奥のテーブルの話しを聞いている。しばらくしてゲームセンス・ゼロの女ことアシムもやってくる、なにか面白そうだなと不動産デザイナーでワイン会のチラシを作った忌部もやってきては、カラカラ笑う。


どうやら、タヌキ君はこの中にはいないらしいということが話しの端々で解った。さらに奥のテーブルにいる一団は株式会社「擬音語」の人たちであり、タヌキ君の上司連中であるということも解った。これだけの人を集結させるだけの男とはどんなものか、ヒゲの総帥は高鳴る胸を抑えながら、王者の到来を待つのであった。


ギシギシ、誰かが階段をあがってくる音がする。いよいよタヌキ君の登場である、同僚と二人でやって来たタヌキ君の手には微妙な水色の婦人用日傘が握られていた。多少、頭が大きくてずんぐりむっくりの体は、彼が何を言わずとも愛嬌の良さを呈している。またタヌキ君の肉体から醸し出されるオーラが「私をいじりなさい」と言わんがばかりの迫力と熱量を備えていた。声は甲高いが耳障りではない。


そこから数時間、コロマンサはタヌキ君という恒星を中心にして、我らはふしだらで自ら輝く術のない惑星のように、タヌキ君からの光を享受または反射するだけであった。


内容などないのだ、中身すらない。経緯もなければ緯度もない、エスでもエムでもなければ、愛でも金融屋でもない。ただ、タヌキ君による自身の胃痛があり、我々は彼のコメディセンスによって腹痛があるばかりなのだ。


さて、タヌキ君登場から数日前後するのであるが、ヒゲの総帥はタッキーと飲みに行く。何の話しをするために彼を呼び出したのかは、残念ながらとんと忘れたのだが、この日は昼間からヒゲの総帥はワインをガブ飲みしていたので仕方がない。タッキーはタクシーで北浜の「ピンク&ガン」までやって来る。


もちろん、何の話しをするために呼び出したのかわからないのだから、そこで何を話ししたのかも大して覚えていない。覚えているのは二つだけ、タッキーが言うには今月末に日本へやってくるOtava Yo(オタヴァ・ヨ)というサンクトペテルブルグ出身のバンドは抜きんでた存在であるということ。そしてヒゲの総帥に天保山の赤レンガ倉庫へ視察へ行って欲しいとのこと。以上の二点である。


前者についてはタッキーに言われるまでもないが、後者については非常に興味があるのでヒゲの総帥は快諾することにした。


タッキーはいう「ちょうどいい日があるんです、この土曜日は赤レンガ倉庫でイベントをしてるので是非、どんなところか見に来てください」とヒゲの総帥を誘う。


「タッキーは一緒に行かないのか?」というと、「毎週土曜はご存知のように役員会なんです」と柄にもなく役員会さえなければ一緒に行きますよといわんばかりのことを言う。多分、役員会があろうとなかろうとタッキーが来ないであろうことは、すぐ解る。


この天保山の赤レンガ倉庫はタッキーの会社が管理しているものだということで、当日はヒゲの総帥に広報の人間をつけて案内してくれるという。この広報の人の名を室堂君という。「そういうことなら、是非行ってみるとするか」とヒゲの総帥は土曜日の予定を空けることにした。


赤レンガといえば、ブランキ―の1st「Red Guitar And The Truth」である。僕の心を取り戻すためにという曲が大好きだ。行かないわけにはいくまい。


いよいよ金曜日、前日となり、ヒゲの総帥と室堂君は電話で話しをする。


「どうもお世話になります、阿守といいます」


「どうも、室堂といいます、よろしくお願いします」


「明日は何時くらいに赤レンガ倉庫へ向かえばいいですかね?」


「明日!!?」


タッキーの世界では日曜日のことを土曜日というのだそうだ。


ーーーーーーーー


ヒゲの総帥は昔のことを思い出す・・・。急にタッキーから電話がかかってくる、緊急事態を暗示する声である「アモさん、これからラジオの生出演です!すぐに来てください」。


「ええっ!?なんも聞いてないよ、タッキー、そのスケジュールを僕に伝えたか?」


「いや・・・伝えてないです」


行けるかっ!


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by amori-siberiana | 2018-06-04 21:25 | 雑記 | Comments(0)


北浜というビジネス街を独立させようと企む、ヒゲの総帥のブログです。