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2019年02月05日から2月14日まで北濱にあるギャラリー遊気Qでは長い題名のついた作品展が開催されている。


その名も『2019年 思わず誰かにプレゼント♡(環境依存文字)したくなる作品展』という。とにかくどのような場面においても誰もが思わず誰かにプレゼントしたくなるような逸品でギャラリー内が一杯なのだ。愛に溢れる青山ビルである。


さて、余談ながらタイトルが長いものに間違いはないことは歴史が証明している。


まず世界公用語として落ち着いている英語の母国は「グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国」という長ったらしい名前の王国である。


20世紀最大の芸術家として誰もが知っている画家の名前は「パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ファン・ネポムセーノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・クリスピン・クリスピアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ」という。


サビの部分をそのまま題名にした二人組のロック歌手の曲「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」だって聴く人が聴けば名曲だ。


徹底した完璧主義者として知られたスタンリー・キューブリックの映画だって「博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて、水爆を愛するようになったか」という具合だ。


なので、この日の遊気Qにて行われるコンサートも体裁上は「遊気Qプレゼンツ ヒゲの総帥の独演会」となっているが、本当のタイトルは長ったらしいのである。


その正式名称は以下のとおりである。


『ジャン・ジャック・ルソーはこんな言葉を遺している。


ある者は明日に、他の者は来月に、さらに他の者は10年先に希望を賭けている。誰一人として、今日に生きようとする者がいない。


この現代においても評価される、偉大でそしてその生涯を迷走極めた愛すべき哲学者の轍を踏むではないが、私にしてもいつの間にか今という概念を過去における延長線上での現在という認識において、その現在を安易に扱っているのではないかとイライラしていた。

つまるところ自分の好き嫌い、自分の興味の有無が判断基準になるのであるが、自分の好きなものばかりを食べて糖尿病になり盲人となった父親を例に挙げるまでもなく、それが健全たる状態でないことは自分でわかっている。


いつしか自分が動いても世界などは何も変わりはしないのだという、主観的論点のみで平易に世間や情報を取り扱うようになっていたと思う。


自然そうなってくると私の場合に限って、人生は無味蒙昧に感じられるのであるが、多数の人はそこに「幸せ」があるではないかと教えてくれる。果たして、教えられて知るようなことが幸せなのであれば、幸せは感覚的な重大さにおいて「痛み」以下になるのではなかろうか。


痛みというのは脳がその個体の生存において危機を促す緊急警報である、そういったものは感じ方によってどうにかなるものでもなく、十人十色だというような曖昧模糊とした弁証法で定義されるものとは一線を画している。


「痛み」というものはより生々しい訴えであり、純化された信号なのだ。


生々しい痛みを自らに課す人間もいるが、そう極端でなくても良かろうと考える。生々しい人生を歩むために必要なものは適度な睡眠、適度な食欲、適度な好奇心、そして大切なのは適度な愚かさである。これは勇気のいる発言であろうが、敢えて憚らずに言わせていただく、「愚かさ」だ。


愚かさから導き出された数々の珠玉の過ちなくして発明や成功だけを語ろうとすると、少なくとも私の人生における魅力はないといえる。賢明なる道徳、健全たる体力、純然たる公平性、社会への貢献度などはその重要性において、さらにさらに下位にあって然るべきものであり、そういった類のものは相手が真剣に語ろうとすればするほど滑稽になり、いつも「眠気」をもたらすものでもある。多分、私自身が皮肉屋であることがそれに起因しているのであろうとも思う。どちらかといえば、人の好き嫌いがある狭量な人間だということを大人になって知ることになった。


もっと早い段階の人間形成期にその自身の弱点が判然としていたのであるなら、もしやもすると取り換えが効いたのかも知れないが、今さらではどうにもならない。自身が白鳥でなくガチョウであると気づいたからには、ガチョウこそ美の真たる追従者であることを世間に流言飛語して吹聴しなくてはいかんのだ。そういった意味において、私は社会構成のなかに位置する多数派の底辺であろうと自負するものである。


私は100の道があるとして、そのうち99のどの道が過ちであるのかを知る者になりたい。残りの1つを知ってるのであれば自身で行けばいいと他人はいうかも知れないが、私の性格上、残りの1つはずっと取っておくのである。ずっと取っておいて、これまでの99たる過失の積み重ねのほうに心を奪われるものである。


私は久しぶりに高揚している。それは自身が生々しい人生をほんの短い期間でも経験したことによる高揚であり、自身の感性が死んでいるのかどうかが確かめられたからでもある。書きたいことを書いておくが、何もかも書くということではない。誰の目に触れられるということを意識して書いているわけでもないのだが、もしも万が一のことを考えても書かなくて済んでおけることは書かなくてよいのだ。


これは私にとっての初めての随想のカタマリである。並びに、形なきものを言語化することへの挑戦でもあるヒゲの総帥の独演会』






やることは、ギターを弾くだけであることを最後にここに記しておきたい。おやすみなさい。そしてやっぱり小銭を放ってもらうのである。


◆2019年02月09日(土)

◆ギャラリー遊気Qにて

◆出演:阿守 孝夫さん (ギター)

◆入場:無料



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by amori-siberiana | 2019-01-22 23:54 | イベント | Comments(0)

2018年を振り返ってみて、まず思いつくことがある。それというのも北濱クントコロマンサという風変りなカフェでの一夜のことだ。この夜、寒いなかにもかかわらず大勢の来客があり、そこで行われていたアイリッシュバンドの演奏は盛況を極めるものであった。


終演後・・・。


賢明なる演者や聴衆は去り、演奏会場となったカフェに集うのは会の責任者であるヒゲの総帥と黒ずくめのIT参謀こと冷泉、そしてチンピラの男と無法松先輩、さらにはギターリストのピロシ君と愛国十字軍のグァルネリくらいであった。


ヒゲの総帥はチンピラの男に命じられるままに、右のこぶしで木製の見た目よりも重たい椅子を殴りつけている。他にも数名が同じことをしていたようだが、今となっては記憶は判然としないし、またその事例が今回の主題ではないので思い起こす手間も省きたい。


冷泉と無法松は何やらくんずほぐれつやっている。いつもの殴り合いの類である。


そのときである、店中に「パキッ」という乾いた音が響いた。音のするほうへ目を向けると無法松がおり、「ちょっと待って・・・、折れた」と自身の肋骨あたりを服のうえからなでる。新年早々、無法松の肋骨は折れることとなった。それがアイルランド音楽の夜なのだ。


こうして衝撃的に始まった新年最初のアイリッシュ音楽の宴、スタートが抜群だっただけにどうやって今年最後のアイリッシュ音楽の宴の幕を下ろせばいいものか悩んでいた。一度折られた肋骨を今日という日に修復すればプラスマイナスがゼロになり辻褄があるのだろうが、誠に遺憾ながら無法松の肋骨は完治してしまっている。


アイデアは出ないまま今日を迎えてしまっているのだが、そもそも計算によって産み出されたアトラクションではないだけに、いくら事前に考えても骨折り損のくたびれ儲けであるのでやめる。


是非とも今夜のアイリッシュ・セッションへお越しいただきたい。自身の飲み食いする以上の対価が発生することはない。そして来られる際にはウソでいいので「あのチラシを見て来ました」と店側に伝えていただけると、光栄の極みである。ウソも方便、それは世界中の歴史が物語っている事実ではないか。


それでは今夜、皆さまとお会いできることを楽しみに。



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by amori-siberiana | 2018-12-15 14:28 | イベント | Comments(0)

明日くらいから寒くなるとのことですので、どうぞみなさま風邪など召さぬようお付き合いくださいませ。





◆12月07日(金) 19時00分から




冷泉酒店 /本町 AGITO




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デザイン:冷泉彦彦

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◆12月08日(土) 19時00分から 





北濱派アーモリーショー /北濱の青山ビル




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デザイン:カラカラ笑う忌部

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◆12月15日(土) 19時00分から





キリンケラーヤマト ケルトナイト /北濱の青山ビル




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デザイン:カラカラ笑う忌部

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◆12月16日(日) 19時00分から






アモリのつもり出張公演 /ギャラリー偏西風






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デザイン:カラカラ笑う忌部

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◆12月22日(土) 不明





アラタメ堂のアナログ忘年会 /THE LINKS ※総帥は不参加




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デザイン:アラン・スミシー

by amori-siberiana | 2018-12-06 18:58 | イベント | Comments(0)

フィリポ・ロマネスク探偵社がエグゼクティブ・プロデュースを務める北濱での狂喜の一夜をご紹介。


ビールを飲みながら、駆け足のように流れ、また故郷の風の便りのように柔らかいアイリッシュ音楽の生演奏を聴くというイベントがいよいよ青山ビルに登場。場所はご存知、ギャラリー遊気Qから歩いて徒歩7秒(※)のビアレストラン『キリンケラー ヤマト』。


※個人差があります


演奏はここいら辺りでアイルランド民謡といえばこの人、北濱が育てた井上(アウシュヴィッツの男)と山本(ピロシ君)と湯浅(車で寝起きする男)と姫野姫の四人(Silver Lilter Quitters)。さらにはこの四人に立ち向かう名もなき荒くれ者たちも楽器を持って参戦してくるというのだから、ビアレストランは白熱すること間違いなし。そして飲食した分以外での入場料や演奏料もないのです。チップはご自由。


ご来店の際には「このポスターが格好よくて、思わず店に入ってしまった」という定型文をしっかりとお店の人に伝えて、サブリミナル効果的に「ああ、このデザイナーさんはやっぱり凄いんだ・・・」とお店の人が感じてくれるように仕向けてください。そうすることで無報酬で大仕事をこなしたデザイナーの労力も報われるのです。




それではここで出演者とのインタビュー記事をご紹介。




インタビュアー(アラタメ堂):これは一体どういう集まりなんですか、皆さんの出会いは?


Silver Lilter Quitters:今年6月に結成した


アラタメ堂:どういった繋がりなんですか?


Silver Lilter Quitters:セッションで昔からの幼馴染み


アラタメ堂:みなさん、年齢や演奏経歴は?


Silver Lilter Quitters:年齢もアイルランド音楽歴も同じくらい


アラタメ堂:総勢何人のバンドなんですか?


Silver Lilter Quitters:4人のユニット


アラタメ堂:これは、そんじょそこいらのセッションじゃないぞ・・・!元音楽ライターでプロレスオタクの僕がオススメします!



詳細は→ https://www.facebook.com/events/249479535745670/


大阪府大阪市中央区伏見町2-2-6 青山ビル 1F ※国登録有形文化財のため、中途半端な破壊行為などは慎んでください。


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by amori-siberiana | 2018-11-27 00:50 | イベント | Comments(0)

◆ギャラリー偏西風



枚方市伊加賀北町6-11 (京阪電車「枚方公園」駅から徒歩3分)



風は見えなくても風車は回っている

音楽は見えなくても心に響いてくる、ささやきかける



ヨハン・セバスティアン・バッハ



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デザイン:浦部亮

by amori-siberiana | 2018-11-21 18:45 | イベント | Comments(0)

チケット本日より発売です。 


※ローソンチケットは売り切れてます。


【会場】すばるホール 3F プラネタリウム室 (大阪府富田林市桜ケ丘町2-8)

【料金】全席自由

【一般】前売 2,500円 / 当日 3,000円

【ペア】4,500円(前売のみ)

【チケット】

・すばるホール 0721-26-2060 http://subaruhall.org/

ローソンチケット (Lコード=53363) ※SOLD OUT



ある昔の映画でこんなシーンがある。男が自分のコーヒーに映った月(衛星)を女へプレゼントするというものだ。月をプレゼントされたその女が男のことをステキだなと思ったのか、それともちょっと変な人だなと思ったのか、それはわからないのだが。


「地球を抜けて宇宙へ行ってみたいか?」とヒゲの総帥が誰かに質問されたとしよう。


私は行きたくない。だって、空気がない。水もない。友だちも今のところはいない。仕事もないし、多分とても苦労すると思う。いや、苦労どころか死んでしまう。


したがって美しい。容易に触れられないものだから、まだまだ美しさを携えている。いつだって世の中も世の外もアイロニーが支配しているのだ。


だから私にとってプラネタリウムという場所は、美と死の両方を都合よく体験できる、シェルターのようなものだ。こんなに余裕の星空見物もなかなかない、凍えることもなければ虫に刺されることだってないのだ。。


プラネタリウムとシベリアンの競演、どうぞお楽しみいただきたい。奇跡の夜を。


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by amori-siberiana | 2018-11-16 19:03 | イベント | Comments(0)

好評だったアモリのつもりの後継イベントがいよいよ北濱に上陸。


その名も『北濱アーモリーショー』という。


何が起こるのか、そして何を得られるのか、それは皆さまの想像の範囲内を超えない!


そこにあるのはエアコンとギターと


ギャラリーの展示物とパイプ椅子だけ、


食べものどころか飲みものも出ない。


マイクもなければ


メロディーすらない。


あるのは完全和音と


不完全和音の響きと、ヒゲだけ。


ヒゲの総帥こと


阿守孝夫という男は、


果たしてミュージシャン兼探偵、そして宮仕え人


といってよいのだろうか。



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by amori-siberiana | 2018-11-11 16:06 | イベント | Comments(0)

2019年3月24日の日曜日はできる限り予定を空けて、シベリアンニュースペーパーの演奏を見にプラネタリウムへ足を運んでいただきたい。あの興奮と満天の星空が帰ってくるのだ。


そんじょそこいらの星好きが星空をバックに演奏するのとはワケが違う。このバンドはとことんやってしまうバンドなのだ。何より星が好きで好きでたまらない男が在籍しているのだ。


そう、ヒゲの総帥である。今でこそ多少なりとも影を潜めたが、この男の星狂いは相当なもんである。それについては先日NHKに出演された天文博士の鳴沢先生も太鼓判を押してくれるであろう。この博士も随分なユーモア感覚を持っておられるので、いつか一緒に何かさせていただきたいものである。


そしてこのシベリアンニュースペーパーなるバンドをプラネタリウムに招聘するのは、やっぱりイカレ具合が素晴らしいハーモニーフィールズである。さらには、すばるホールにも随分と素晴らしいスタッフたちがいる。舞台演出にしても最高のものを提供するに決まっているのだ。


残念なことは座席の数が限られているということだ。できることならば皆で見たい。なのでチケット発売日をしっかりと確認しておいていただきたい。この点に関して一切の忖度はなしである。


以前、北濱派の連中を星の観望へ連れて行こうと計画したが、車調達係の豚王はその連絡を怠り、ファラオの車は真夏なのにクーラーがぶっ壊れており、アシムについては体調不良、よほど星空を縁遠い人間たちなので不甲斐なくどうにも最近は望遠鏡から遠ざかっていた。


ヒゲの総帥の望遠鏡はエスカレーターを上って最初に目に入ってきたものを買った。いい面構えだった、その前の望遠鏡は中古のオンボロであり、ピアノ工房の男と一緒に買いに行ったのだが、それでもこいつはこいつなりによく頑張った。星師匠はどれだけオンボロの望遠鏡だろうと丹念にメンテナンスを欠かさなかった。


アラタメ堂などは星空なんてYouTubeで見ればいいという類の人種である。マンホーはとにかく毎月何キロ走ったのかばかり気にする。ヌリエは常にポルノグラフィティに近づいていき、ファラオは生真面目に随筆をメッセージで送信してくる。


ヒゲの総帥はいろんなものに依存しながら生きている。依存することは大変なことではあるけれど、依存を捨ててしまうと生存することすら危うくなる。


チンピラの男はいう、石であれ人であれ、近くにいる人は近寄るべくして、近くにいるのかも知れないと。


地球はとにかく回る。その地球は自分でぐるぐる回りながら、さらには太陽の周りも回る。その太陽も実のところ何かの周りを回ろうとしている。月は回っている地球の周りをさらに回り、彗星もぐるんぐるん回っている。彗星たちが通ったエリアへ地球が突っ込んだとき、その彗星の残り香として地上では流星群が現れる。


今の時期、夜空をシリウスがピカッと光る。あいつが爆発すると地球の生き物は死滅する。オリオン座のベテルギウスは実はもうすでに消滅して存在していないかも知れない。


なんたる偶然の積み重ねのうえに成立している、「生活」なのであろうか。


ヒゲの総帥は星が好きだ。星について考えたり宇宙の圧倒的な総量へと思考の翼を広げると、いつしか自分は何らかの余計な引力から解放される。音楽家のヒゲの総帥もいなくなり、役所勤めの総帥もいなくなり、ヒゲすらなくなり、ただ意識だけが呼吸をしているようになる。深い呼吸をする。


そうすると、私を私自身がしっかりと、抱きしめてくれてるような気がするのだ。


ぎゅっと。


上も下もない、あらゆるところに星は見つかることを知る。




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by amori-siberiana | 2018-11-03 01:35 | イベント | Comments(0)

夏からギャラリー遊気Qにてギターの演奏をしてきたヒゲの総帥。この演奏会が催されてきたことにより、静かにゆっくりとヒゲの総帥はギターという楽器に向き合うことができた。ギターという楽器について詳しくなったというものではなく、ギターと自分の関係性について考えるようになったのだ。ここを工夫してみようとか、ここはこういう進入角度で表現してみたらどうかとか、そういった極私的なものではあるのだが。


ギターという楽器との付き合いは25年になる。つくづく、楽器が弾けて救われたという思いもあれば、これに関わらなかった自分の人生にはどのようなものがあっただろうかと同時に思いを馳せる。無意味なことではあるが、それはまた意味を生じてもいる。


ヒゲの総帥が最初にギターで作った曲はなんだろう、今となっては思い出せないし、ふとしたきっかけで思い出したとしても、とんだ駄作であるのは間違いがない。作った当人がいうのだから、それは正当な評価であろう。


しかしながら、その駄作のうえに今の自分がいることを考えると、この連綿たる必然と偶然の流れに数奇なものを感じる。紆余曲折した人生である、昨日見聞していたことと今日の理解がスマートに繋がらない日々の連続。自分も含めて周囲の人たちの肩書や状況もことあるごとに変わっていく、絶対的な価値などそもそもそこにない。


ギターはただのギターである。ヒゲの総帥が弾くことによってギターはシェエラザードのように物語を紡ぎだす。アモリもただのアモリである。ギターが彼の手中にあることでアモリはただの物体ではなく、マルシュアースのようにアポロンへ決闘を挑むような勇敢さを持つことになる。


ギャラリー遊気Qの場内を暗くしてギターを弾く。そこに人が大勢いるとなんだかとんでもなく昔へタイムスリップしたような気持ちになる。古典的な神託がまだ権力を持っていた時代、どこかの神殿で演奏しているようなアルカイックさを感じながら、ギターを弾く。ちらちらと視界にファラオが入ってくるのも、このイマジネーションに起因しているかもしれない。


これまでお付き合いありがとう。


シリーズ最終夜は「気球に乗って彼の風狂、どこへ行く」と題されている。


入場はもちろん無料。命にかかわらない程度のチップ用の小銭があればそれで十分。是非とも奮っての皆さまのご来場を心よりお待ちしております。



お問い合わせ


takaoamori@yahoo.co.jp



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by amori-siberiana | 2018-09-23 14:26 | イベント | Comments(0)

第三夜が盛況であり、思わぬ実入りがあったヒゲの総帥と自称302才のギャラリーオーナーの女。そして21日には青山ビルにてイベントがあり、外来の客が多いと踏んだ二人はさらなる実入りを見込んで虎視眈々と急遽イベントを打ち立てた。なんたる狡猾さ、いや、なんたるしたたかさ。


名付けて、【アモリのつもり 沈黙(シリーズ全四夜)】。


シリーズ第3.5夜は「無題」と題されている。


入場はもちろん無料。命にかかわらない程度のチップ用の小銭があればそれで十分。是非とも奮っての皆さまのご来場を心よりお待ちしております。




そこにあるのはエアコンとギターと


ギャラリーの展示物とパイプ椅子だけ、


食べものどころか飲みものも出ない。


マイクもなければ


メロディーすらない。


あるのは完全和音と


不完全和音の響きと、ヒゲだけ。


ヒゲの総帥こと


阿守孝夫という男は、


果たしてミュージシャン


といってよいのだろうか。



お問い合わせ


takaoamori@yahoo.co.jp



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by amori-siberiana | 2018-09-23 13:48 | イベント | Comments(0)


北浜というビジネス街を独立させようと企む、ヒゲの総帥のブログです。
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